Longing/Love
この曲は、ジョージ・ウィンストン(George Winston)の作曲した曲です。
彼のピアノソロアルバムシリーズ「Seasons」4部作の最初の1枚「オータム(Autumn)」に収録されている彼の代表曲です。
「Seasons」は、他に「Summer」「Winter into Spring」「December」があり、僕は「December」が好きです。
ちなみに、Longing/Love は、日本訳で「あこがれ・愛」の意味。
この曲は「箱根彫刻の森」のPRで使われたのですが、昨年見に行ったときにはどこでも流れていませんでした。
また、車のCMにも使われていたようですね。
なんだっけ、「男は、狩りをしない」とかそんなキャッチのCMでしたが。
この曲は、僕にとって、思い入れの深い曲です。
曲との出会いは小学生の時。
以来、カセット、CD、iPodと、身の回りの音楽環境が変わっても変わらずこの曲を聴いていました。
去年の定期演奏会では、僕が編曲し、ギタートリオで弾くという悲願を達成したばかり。
部活に在籍していた3年間の中で、僕が目指した音楽の形をした、唯一の演奏曲です。
近々、メンバーの許可を得て、どこかで公開したいものです。
そんな、思い入れの深い Longing/Love を一緒に演奏した後輩と、渋谷で遊んだ日の話。
神谷バー休業
実は、飲み会の場所は、最初、僕が数年前から行きたいと思っていた浅草の「神谷バー」でした。
ここが、前日になって、この企画当日に臨時休業になると知ったのです。
僕は前日はディズニー・シーでそれどころではなく、また、当日も9時から14時までバイトを入れており、代わりのお店のあてがあるわけでもなく、大ピンチでした。
とりあえず、3人の居住地からアクセスしやすい渋谷を集合場所に、その周辺で飲める場所を探しました。
グーグルで「渋谷 ウイスキー」とね、便利!
すぐに、とあるお店がヒットし、僕は終わり良ければすべて良しの「終わり」を手に入れ、順風満帆、楽しみになってしまいました。
フェルメールからのラブレター展
渋谷で待ち合わせた時間は16時。
さすがにまだ昼下がりの渋谷で飲むわけにもいかず、ウィンドウ・ショッピングして時間をつぶそうとか考えていましたが、そういうところは不思議なメンバー。
まったく渋谷には遊びに来ないなんて、嘘だぁ、神奈川出身の藤さん。
同じく、まったく渋谷には遊びに来ないという長野出身の上さんが、文化村!と言う。
すると、同じく全く縁もゆかりもない埼玉県出身の僕が、道玄坂を指さし、こっちだ、と歩き始める。
ほどなくして東急百貨店本店に迷い込んだ僕らは、エスカレーターで8階へ。美術画廊と工芸品を物色し、連絡通路を見つけて文化村 Bunkamura 6F のシネマフロアへ。
面白いもの見たさで Bunkamura を散策していると、藤さん、フェルメール展を発見。
僕「…(見たくてうずうず)。」
上さん「私はどちらでもー」
藤さん「てっちゃん、行きましょう!」
というやり取りの末、突然フェルメール展を見ることに。
で、実際、フェルメール展はどうだったかというと、素晴らしかったです。
光の雰囲気、衣服などの布の質感、たまりませんね。
3月14日までだったので、ぎりぎりセーフ。
背中を押してくれた藤さん、どうもありがとう。感謝してる。
NOS ORG
フェルメール展のあと、良い感じに日が暮れてきて、3人は飲みたい気分になりました。
先ほど調べた飲み屋さんの位置を確認すると、どうやら東急本店からNHKホールの方へ行く途中にありました。
そのお店は、なかなかお洒落なバーで、僕らの身の丈に合っていない雰囲気なのです。
僕は、精一杯背伸びをして、扉を開けました。
バーの名前は「NOS ORG」
バーの薄暗い雰囲気に、テーブルの上のロウソクはとても素敵な演出。
音楽がずっと流れていて、壁には洋画が投影されています。
僕らが案内されたのは、ピアノの側の席。
ライブ演奏やギャラリーを楽しむこともできるようです。
いつも、飲み会と言えば「笑笑」とか「庄屋」とかへ行っていた僕らには、まるで異世界。
雰囲気に最初は緊張していました。
しかし、飲み物を注文して、一口飲むと、そのおいしさや雰囲気のコンビネーションにうっとりしてきました。
ウイスキーは、まず「マッカラン12年」、次に「山崎12年」。
本当においしかった。
もちろん、料理も。
エビアボガドガーデンサラダ
チキンバスケット
牛モツの赤ワイン煮込み
塩豚のやわらか煮込み
ニョッキのチーズグラタン
フィッシュアンドチップス
と、続けて注文。
アボガドは嫌いだったんだけど、こういうお店で食べると美味しく感じるから不思議だなぁ。
ニョッキのチーズグラタンと、牛モツの赤ワイン煮込みは、絶品。
久しぶりにおいしいものを食べる幸せというものを感じました。
締めは、デザート。
フルーツタルト、ガトーショコラ、ティラミス。
どれも、すごくおいしかった。
気づけば、お客さんも増え、僕らはお店の雰囲気を楽しみ始めました。
結局、4時間もいろいろなことを話した。
やはり、この重奏メンバー、やってみないと分からないタイプの面白さをたっぷり含んでぷくぷくしてる。
Longing/Love を演奏していたころの心地よさ。
いつも全く違う演奏になる、その仕上がりに、その都度満足した。「これもいいな」って。
あの感覚は、このメンバーでいる限り、いつでも感じることができる気がした。
そんな幸せなひと時をくれた「NOS ORG」に感謝。
今度行く時は、ちゃんとした服着て、行きます。