寺子屋に行ってきました
2月9日(木)に寺子屋へ行ってきました。場所は渋谷区広尾にある東江寺。
寺子屋というと、江戸時代における塾、のような施設を思い浮かべます。
この寺子屋では、能楽師「安田登」を中心に論語を学ぶことができます。
論語を学ぶといっても、論語のテキストを読んで訳して、解説をして、自己啓発うんぬんというものではありません。
この寺子屋の目的は、論語を読んで、孔子が何を伝えたかったのかを考えることです。(たぶん)
論語の訳や論語そのものに対して「ほんとかなぁ」と思考し、いろいろ頭の中で考えます。
時には全員で考え、2~3人のグループで考え、
安田さんが「僕の身体が言うには…」のような感じで「能」の経験を語り、
最後は「おや、時間が来た」という感じで終わる。
安田さん曰く「思考は全員でするもの。結論は個人で出すもの。」「寺子屋はもやもやしたまま終わる場所で、答えを出す場所ではない」そうですね。
寺子屋の雰囲気
東江寺は禅宗のすごく小さなお寺
目立たないし、お寺に入っても寺子屋って雰囲気じゃなくて場所を間違えたかと思った覚えがある。
人数は20人か30人くらい。
大学生は珍しいみたいで、30代以上の人が多かったと思う。
元気そうなおばあちゃんもいました。
常連さんが多くて、初参加の人は2~3人だったから少し肩身が狭かったけど、気さくに話してくれる人が多くて、寺の関係者って感じでもなかった。
読経は息継ぎが難しい。あと、正坐がつらい。
寺子屋に行くきっかけ
僕は小さい頃からずっと理系で、高校は理数科。今は材料土木工学専攻、理系です。
きっかけは、昨年末に「身体能力を高める『和の所作』(ちくま文庫)」を読んだこと。
感想をTwitterで投稿したら、僕の友人がこの著者を知っていて寺子屋の存在を教えてくれました。
高校の頃から新書やミステリーのような軽い小説を読み始めたから論語どころか漢文なんて学校の授業以外で読んだことはなく、
社会学、倫理学、史学、文学とは縁のない世界を生きてきたのに、身体がそれを求めるようにすっと入ってくるみたいで気持ちが良かった。
寺子屋に行って変わったこと
姿勢が良くなった気がする。
回転椅子の上でも布団の上でも正座することが多くなった。
内田樹の本を読むようになって、倫理学とか社会学とかの敷居が低くなった。
なので、今日も行ってきます。
論語を学びたいし、頭を柔らかくしたいし、身体を気持ち良く動かせるようにしたい。
研究の関係でいつまで通えるか分からないけど、時間を見つけて通いたい。]